これから

阿智村浪合治部坂の美術館へ行きます

今日は、遠山由花さんという、今春地元の中学校を卒業し、まもなくスイスへ絵を専門的に学ぶ為に地元を離れるということで個展を開いていて、今日が最終日でした。

絵を鑑賞して思ったことは、

「これが15歳の描いた絵なのか」

ということで、色の使い方や技法がとにかく素晴らしかったです。

今日は、お母さんが解説をしてくださりました。本人が体調を崩してしまい、お会いすることができませんでしたが、ノートにメッセージを残し、お母さんにあいさつをして、美術館をあとにしました。

そして、この展覧会に関しての記事がありましたので、UPしておきます。


画家への扉を開く15歳 スイス留学前に阿智で個展(信濃毎日新聞)

飯田市飯田西中学校を今春卒業した遠山由花さん(15)が、画家を目指して7月から3年間、スイスに留学する。旅立ちを前に国内最後の個展として今月21日まで、自身の心を映しているという21点(アクリルと水彩画)を並べた絵画展「扉」を下伊那郡阿智村浪合のミュー自然美術館で開いており、「勉強を重ねて自分らしい絵を自由に描けるようになりたい」と話している。

 由花さんは幼少から絵を描くのが好きで、小学校高学年のころには請われて作品展を開くほどに。当時から「画家になる」と志して留学を考え始め、中学卒業を機に渡欧を決意した。母親の由美子さん(43)は「こんなに早く行くとは思いもしなかった。でも、強い気持ちでいるので、大学に出すと思って送り出すことにしました」と話す。

 留学先の学校は、世界中から芸術家などを目指す生徒が集まる。午前中は通常の授業を受け、午後は各自が自由に創作に打ち込めるという。由花さんは「フランスにもイタリアにも近く、いろいろな美術館などを回って感性を磨きたい」と計画している。

 阿智での絵画展には、制作に1カ月以上かけたという約2メートル四方の大作「HOME」を出品。草原の中央に、由花さんの自宅玄関先にあるというキンモクセイが立ち、その横に少女がたたずむ構図だ。「家は出発点でもあり、帰る場所でもある。新たな扉を開ける今、自分の内面と向き合って描きました」と由花さん。そして、留学後には「世界を舞台に活躍できる画家になる」と、きっぱりと語った。

 そんな由花さんに、ミュー自然美術館の羽場睦美館長(54)も「既に立派な作品を描いている。自分の道を進んでほしい」とエールを送っている。

今の年代でこれだけの作品が描けるなら、専門的知識を習得すれば、必ず世界に通用する画家になれると思います。


↓の写真は、美術館から駐車場へ戻る時に撮った並木道です。

新緑がまぶしかったです。