汚染米の被害 長野県にも


おととい?には、県内のスーパーやコンビニで売られていたおにぎりに汚染米が使われていたというニュースがありましたが、今日は新たに汚染米を原料にした糊でんぷんが学校給食に使われていたというニュースが飛び込んできました。


長野市の学校給食に事故米か 昨年度、26校で提供(信濃毎日新聞)

長野市教育委員会は20日午後、市内の小中学校計26校で昨年度提供した計3万1443食分の給食の卵焼きに、カビに汚染された事故米で製造された可能性のあるでんぷんが使用されていたと発表した。食材を納入したナガキュウ(松本市)から19日に連絡があり、調査した。これまでに健康被害の報告はないという。

 該当する卵焼きを提供したのは、長野市の第一学校給食センターと豊野学校給食センター長野市第一が2007年5月8、16、21日、10月22、23、29日、12月3、10日の計8回、豊野は今年2月19日の1回提供していた。食べた児童・生徒は1万1300人余。

 第一が「厚焼き玉子」「五目厚焼き玉子」、豊野が「関西風手作り厚焼き玉子」という献立名で、小学校は1個50グラム、中学校では62・5グラム。それぞれでんぷんは約1%含まれていたという。

 でんぷんは、事故米を転売したとして公表されたでんぷん製造販売業「島田化学工業」(新潟県長岡市)が製造。「すぐる食品」(東京)がこれを原料に卵焼きを製造し、ナガキュウ経由で両センターが仕入れた。製造段階の検査で有害物質が見つかるなどの問題はなかったという。

 市教委は、使用状況を07年4月から今年9月19日まで調査。本年度はどの調理施設でも使用していないという。06年度以前は現在調査中。県教委保健厚生課は「今のところ長野市以外の教育委員会から事故米を使っていたとの報告はない」としている。

安全でなければならない学校給食で使われていたのは残念な話です。


食の安全というのはどこに行ってしまったのでしょうか。国は一日でも早く信頼回復に努めてほしいものです。