リニア中央新幹線 県とJR東海が実務者協議へ


リニア計画、JR東海と県の実務者協議始まる (信濃毎日新聞)

リニア中央新幹線計画について、JR東海と県の実務者レベルの協議が21日、県庁で始まった。焦点のルートや中間駅に関する本格的な協議に入る前段として、リニアの性能や技術的な制約など基礎的な情報について「勉強会」を重ねることで合意した。JR側は協議の期限を示さなかったという。

 JRのリニア計画担当で、東海道新幹線21世紀対策本部副本部長の宇野護執行役員らが訪れ、県の望月孝光企画部長らと非公開で会談した。JR側はリニア計画に関する具体的なデータは示さず、宇野氏は協議後に「今回は予備的な話(にとどめた)」と述べた。

 国土交通省は昨年12月、整備計画決定に必要な建設費など4項目の調査をJR東海などに指示。地元での調整を促すため調査期限は示さなかった。同社の葛西敬之会長は昨年末の会見で、2009年度内に報告書を提出する必要性を強調していたが、この日は県側に配慮し、協議の期限を示さなかったとみられる。

 実務者協議は、同社の松本正之社長と村井知事が昨年末に行った会談での合意に基づく。JR側は、他の都県とも実務者協議を始めている。


まずは両者とも小手調べといった感じでしょうか。

状況によっては長引く可能性も含まれる様相でもあります。