浅野史郎さん講演会に行く


今日の午後は、近くの文化センターで行なわれた、元宮城県知事で現在は慶應義塾大学教授の浅野史郎さんの講演を聴きに行きました。


今回は、地元の社会福祉の大会の基調講演ということで招かれました。

浅野さんといえば、今は朝ズバッ!など多数の情報番組で論陣を張っていて、今日の講演でも歯に衣を着せない巧みな話術で、難しい話でも合間に聴衆を和ませるなどして、飽きさせない講演でした。

今回は「21世紀の障害者福祉と地域福祉」という内容での講演でした。

浅野さんは厚生省で課長職を経験されていて福祉には長けているので、専門的な話が聞けました。


まずキーワードとして挙げたのが「非専門家(無関係者)」と「地域の底力」でした。


障害者福祉では、いかに周囲が障害者の自己実現を助けていくかということを挙げられ、あこがれや誇りを持たせることの必要性を話されました。

地域福祉では、いかにして市民を福祉活動に導くかということで、何気ない一声で福祉活動に導くことの必要性や、ボランティアは恋(止むに止まれぬ心の動き⇒自発性の極致)に似ているということを話されました。


とても有意義な時間になったと思いました。


疾走12年 アサノ知事の改革白書

疾走12年 アサノ知事の改革白書


今日は↑の二冊が会場で販売されていましたが、持ち合わせがなかったので回避しましたが、売り場に浅野さんがいて、著書にサインをしていました。

間近で見れただけでも感激しました。