春高バレー2009 男女ともベスト4決まる


http://volley.nbp.ne.jp/haruko2009/topic/

あこがれのセンターコートまであと一つに迫った準々決勝、男女8試合の熱戦が繰り広げられた。
 女子は優勝候補の東九州龍谷古川学園がそれぞれ川崎橘、豊橋中央にストレート勝ち。名門・八王子実践も鹿児島女を破り久々のベスト4入りを果たした。また、注目のエース二見梓を擁する大和南は、フルセットまで粘ったものの市立船橋に逆転負けを喫しベスト8で大会を終えた。
 また男子は、市立尼崎、佐世保南と優勝候補を次々に破りベスト8に名乗りを上げた東洋がミラクル再びと都城工に挑んだが、大激戦の末に敗戦。そのほかベスト4には、初出場の弥栄、前回優勝の東亜学園、そして初優勝に挑む東福岡が勝ち上がった。
(一部省略)


そして、今大会のヒロインとして注目されている二見梓選手擁する大和南は市立船橋(千葉)に1−2で惜しくも敗れました。


http://volley.nbp.ne.jp/index.php/m/game/a/show/s/2/g/2/y/2009/id/529

関東の強豪同士がベスト4をかけて激突。第1セット序盤、レフト森谷、小林のレフト二人が得点し、リズムを作る大和南。一方の市立船橋も伊東のサービスエースなどサーブで攻めて、攻撃では硬軟織り交ぜた攻撃で競り合いに。18−18の同点の場面で伊東のダイレクトスパイクで一歩リードした市立船橋そのまま流れをつかみセットポイントを握る。しかし諦めない大和南は、二見がセンターからスパイクを決め、続けてセンター小清水のフェイントでジュースに。最後はライトから丸山が決めてセットを先取する。
 第2セットに入り、市立船橋は松久がサーブで攻めて連続得点を10−4とリードを奪う。粘る大和南も二見が三枚ブロックを打ち破るスパイクで得点するが冷静に攻める市立船橋は、ポイントゲッターライトの望月を中心とした攻撃と手堅いブロックでチャンスを広げこのセットを奪い返す。
 勝負の第3セット、分かれ目は前半に訪れた。序盤、競り合いの展開から抜け出したのは市立船橋。レフト小川が立て続けに得点するとブロックも出て波に乗り一気に流れを手繰り寄せる。何とか勝機を見出したい大和南、しかし焦りからかミスも出て苦しい展開に。結局、最後まで冷静に攻めた市立船橋が23回大会以来のベスト4進出を決めた。
「勝てない相手じゃなかった。自分たちの特徴であるレシーブから攻めるバレーが全然できませんでした。もっとできたと思います」と、丸山主将は悔しい表情で語った。