信濃グランセローズ オープン戦 幸先の良いスタート


信濃、石川に9−3 BCリーグ・今季初オープン戦 (信濃毎日新聞)

BCリーグ・信濃グランセローズは23日、長野オリンピックスタジアム石川ミリオンスターズと今季初のオープン戦を行い、9−3で勝った。

 信濃は2点を追う四回二死二塁から敵失と滝本の適時打で追い付いた。六回二死一、二塁には、再び滝本が放った適時打で勝ち越し。終盤、相手投手が崩れ、5安打などで6点を加えて突き放した。先発の左腕星野は2失点したものの、6回9奪三振で地力を見せた。

 信濃は24日、新潟県阿賀野市水原球場で新潟アルビレックスと対戦する。



<新戦力が投打に活躍>      

 オープン戦を白星発進した信濃。新たに加わった選手たちの活躍に、今季から指揮を執る今久留主監督は「チームに良い刺激を与えてくれる」と明るい表情だった。

 打線で光ったのは17歳の滝本。同点打、勝ち越し打ともに、高いミート力と積極性で広角にライナーを放つ持ち味が出た。今久留主監督は「(体をつくって)夏に出てくればいいと思っていたが、大切な戦力」と評価。1年前は丸子修学館高の中軸としてセンバツに出場した滝本は「まだオープン戦。開幕以降の出来が問われる」と冷静だった。

 投手では先発星野が完成度の高さを見せた。二回までに5奪三振した後、「変化球を試して軸がぶれた」のに加え、野手の判断ミスもあって2点を失ったが、修正して試合をつくった。「シーズン中も僕が投げるのは負けられない試合になるはず。周囲に信頼される投手になりたい」と主戦を担う自覚をうかがわせた。


今久留主新体制になっての最初の試合での勝利は幸先の良いものになりました。

最大の目標は優勝ですが、そうでなくても、優勝戦線に絡むような試合をしていってほしいと思います。