名古屋市長選挙 河村たかし氏が当選確実


名古屋市長選、民主推薦・河村たかし氏の初当選確実(朝日新聞)

名古屋市長選は26日投開票され、前衆院議員の河村たかし氏(60)=民主推薦=が、元中部経済産業局長で自民愛知県連と公明愛知県本部が支持する細川昌彦氏(54)、愛知県商工団体連合会長の太田義郎氏(65)=共産推薦=、元遊技場会社員の黒田克明氏(36)の3氏を破り、初当選を確実にした。

 西松建設による違法献金事件で小沢民主代表の公設秘書が逮捕されて以降、秋田、千葉の両知事選で相次いで敗れた同党支援の候補が、名古屋では勝利が確実となった。

 同市長選としては、81年以来続いてきた国政の与野党第1党による相乗りが崩れ、32年ぶりの対決選挙として注目を集めた。各政党も「衆院選の前哨戦」と位置づけ、党幹部が相次いで応援に名古屋入りし、国政選挙並みの支援態勢を取った。

民主党が千葉・秋田での連敗を名古屋でストップできたようです。

でも、今回は民主党だからというよりは河村さんの知名度で勝ったという印象を受けます。

テレビでの歯に衣着せぬ発言に見られるあの名古屋弁丸出しのキャラや自転車に乗っての遊説に代表されるユニークさが受け入れられたことや市税減税といった施策を公約に掲げたのが勝因だろうと思います。

西松問題の影響も、選挙期間中盤のメディアの世論調査では考慮に入れないという有権者が多かったようで、国政は国政、名古屋は名古屋という考えも河村さんの当選確実につながったと思います。