リニア中央新幹線 東京・大阪間試算結果発表

リニア新幹線、東京―大阪67分 工事費は8兆4400億円 (信濃毎日新聞)

JR東海は13日、リニア中央新幹線の建設により、東京―大阪の所要時間は距離が最短の「南アルプスルート」(路線の長さ438キロ)で67分に短縮され、建設費と車両費を合わせた工事費は8兆4400億円になるとの試算結果を発表した。
 試算は名古屋駅経由で品川駅と新大阪駅を結ぶと仮定。現在の東海道新幹線の品川―新大阪は最速で138分だが、同社が建設を想定しているほぼ直線の南アルプスルートは半分の時間で結ばれる計算だ。
 一方、甲府から茅野、木曽を回る「木曽谷ルート」(同486キロ)は73分、8兆9800億円、長野県が建設を要望する茅野から南下し伊那、飯田を通る「伊那谷ルート」(同498キロ)は74分、9兆900億円だった。
 同社は東京―名古屋を自己資金で建設し2025年に開業する計画だが、名古屋―大阪の建設時期や財源などは決まっていない。金子慎常務は記者会見で自己資金で建設するのかどうかを聞かれ「できるのではないかという感じをもっている」とし、開業時期について「東京―名古屋の開業から20年後が妥当だ」と話した。
 金子常務は「1県1駅」としているリニア新幹線の駅の設置場所について、名古屋以西の三重県では「鈴鹿、亀山両市を含むゾーン」、奈良県では「奈良、生駒、大和郡山、天理の各市と周辺市町を含む範囲」を想定していることを明らかにした。
 1時間に片道8本の列車を走らせる前提で行った旅客需要の試算でも、南アルプスルートが最大になるとの結果が出た。


ここまで南アルプスルート(Cルート)優位が出ているのに、いまだにだだをこねる長野県(伊那、諏訪、松本エリア)の姿勢が理解できません。

リニアの建設意義を理解できれば自ずと納得いくことだと思うので、JR東海の動きに期待したいと思います。