松本空港から羽田へ?


知事「羽田便の可能性を検討」 松本空港問題 (信濃毎日新聞)

日本航空が県営松本空港松本市)の定期路線からの撤退方針を示している問題に関し、村井知事は23日、県庁で県内経済4団体の代表者と懇談し、同空港と羽田空港(東京)との定期路線開設について「可能性を考えていかないといけない」と述べた。

 知事は「羽田に直行で行けたら、飛行時間も30分程度で済むのではないか。県内でも最も便利な場所になる」と指摘。ただ、現状では米軍横田基地(東京都福生市など)が管制業務を行う「横田空域」を回り込む必要があり、時間短縮効果が得にくい−として、実現には同空域の返還が不可欠との認識も示した。

 日米両政府は、横田空域の返還に必要な条件について本年度内に検討を終えたい考え。県側は、県選出の民主党国会議員にもこうした課題を伝え、空域返還を実現するよう求める方針だ。

 羽田空港への地方路線乗り入れについては、前原誠司国土交通相が「(地方空港も)羽田に飛ばすと、ほとんどペイ(赤字解消)する」と述べ、羽田の国際拠点(ハブ)空港化に合わせ、地方路線の集約を図る姿勢を示している。

 この日、知事と懇談した県商工会議所連合会の加藤久雄会長は、県経営者協会など4団体の連名で、松本空港発着3路線の赤字額の開示や毎日運航化、発着時間見直しなどを日航に働き掛けるよう求める要望書を提出。経済界としても、空港の存続と利用率向上に向け「全面的なバックアップ(支援)に取り組む」と述べた。

無謀な話に思えます。


リニア中央新幹線との整合性を考えると、辻褄が合わない感じですね。

超小型機なら可能性もあるとは思いますが、県には交通インフラ政策を練り直す必要があるのではないかと思います。