バンクーバーオリンピック スピードスケート男子500m

長島圭一郎選手が銀メダル、加藤条治選手が銅メダルを獲得しました。




バンクーバー五輪:スケート男子五百 長島・銀、加藤・銅 よくやった! /長野(毎日新聞・長野)

◇快挙に沸く応援の社員−−下諏訪・所属の日本電産サンキョー 

バンクーバー冬季五輪のスピードスケート男子五百メートルで15日(日本時間16日)、下諏訪町日本電産サンキョーに所属する長島圭一郎(27)、加藤条治(25)両選手が銀、銅メダルに輝いた。今大会で日本勢初のメダル。同社では、前身の三協精機に所属した清水宏保選手が98年長野五輪の五百メートルで金、千メートルで銅メダルを獲得して以来の快挙に、社内が喜びに沸いた。

 本社会議室には朝から約100人の社員が集まり、中継の大型スクリーンを見ながら、日の丸や社旗を打ち振って声援を送った。1回目の滑走は整氷車のトラブルで1時間以上遅れたが、加藤選手が3位、長島選手が6位につけた。「2回目に期待したい。長島にもチャンスはある」と安川員仁(かずよし)社長。

 午後にずれ込んだ2回目は、先に滑った長島選手が1回目を上回るタイムでゴール。最終組で滑走した加藤選手も踏ん張り、長島選手の銀、加藤選手の銅メダルが確定した。

 「やったぞ。2人ともメダルだ」。会場を紙吹雪が舞い、祝福のくす玉が割られた。

 待望のメダル獲得に、安川社長は「ありがとう、ありがとう」と繰り返し、「前回のトリノ五輪では悔しい思いをした。信じていた。本当にうれしい」と目をうるませた。社内応援団の団長を務める山内崇弘さん(36)も「やってくれた。よくやった」と感激ひとしおだった。

 スケート部の新井滋平部長は「天にも昇る思い。皆さんの期待を背負って戦い、少しは(スピードスケート出身の)橋本聖子日本選手団長に応えられたと思う」と語った。

 同社スケート部は1957(昭和32)年に創部。今回を含めて五輪に延べ47人の選手を送り出し、清水選手のほか、92年アルベールビル五輪の千メートルで宮部行範選手が銅メダルを獲得している。


おめでとうございます!


感動しましたね。

欲を言えば、長島選手の二回目の滑りで、最後のカーブでふくらんでしまったのがもったいなかった気がしましたが、それでも銀メダルの快挙は素晴らしいです。

加藤選手も、整氷機のトラブルがあって中断したときには、前回のトリノでの悪夢が個人的に過ぎったのですが、そんな思いも吹っ飛んだかのような銅メダルの獲得でした。


本来は両選手にはそれぞれ生まれ故郷があるので、そちらの皆さんの喜びの方が大きいと思いますが、所属会社が長野県内なので、それはそれで嬉しいです。