参院選公示+SKE48がつぶやく参院選

7月11日の投開票に向けて、各陣営が選挙戦をスタートさせました。

参院選公示 各党党首が第一声上げる(日テレNEWS24・動画有り)

第22回参議院議員選挙は24日、公示された。消費税などを争点にした17日間の選挙戦がスタートし、各党の党首が第一声を上げた。

 菅直人首相(民主党代表)「日本経済を20年間低迷させてきたのは、間違った経済政策。私たちは新成長戦略に基づいて、必ず経済を立て直し、日本を成長軌道に乗せていくことを約束させていただきます」

 自民党谷垣禎一総裁「マニフェスト違反、『政治とカネ』の問題で、国民の皆さんと政治の信頼の基礎も壊してしまいます。民主党政権に歯止めをかけるのが、自民党に課せられた使命です」

 公明党山口那津男代表「この閉塞(へいそく)状況、国民との約束を裏切り続ける民主党政権に対し、国民の皆さまは本当に誠実な政治を推し進める政党、政治家は誰かということを求めている」

 日本共産党志位和夫委員長「民主党自民党はそろって消費税率10%を公約としたことに対して、これではとても暮らしが立ち行かない、商売が続けられない、日本国中で悲鳴と不安と怒りが広がっています」

 社民党福島瑞穂党首「何としても議席を増やして、(沖縄・名護市)辺野古の海に海上基地を造ることを多くの仲間と一緒に撤回させます。そして皆さん、生活再建まっしぐらで頑張ってまいります」

 国民新党亀井静香代表「一般国民がどんどん取り残されて、追い詰められてまいりましたね。消費税を増税するということが、大合唱になってきたじゃないですか、皆さん。こんなことが許されるんですか」

 みんなの党渡辺喜美代表「消費税を上げる前に、やるべきことがあるだろう。これがみんなの党アジェンダ(政策課題)です。まず国会議員や官僚が、自ら身を削らねばならない」

 たちあがれ日本平沼赳夫代表「参院選では絶対に民主党に単過半数はとらせない。我々の大切な祖国・日本の復活を果たすために全力で頑張る」

 新党改革舛添要一代表「国民が政治に対する閉塞(へいそく)感を持っている。これをうち破らないといけない。絶対に民主党政権を続けさせるわけにはいきません。そして、その民主党を撃墜する能力はすでに自民党にはありません。そこで我々、新党改革の出番であります」

 立候補者の届け出は午前11時10分現在、選挙区は250人、比例代表は187人となっている。

 121議席を争う今回の選挙は、民主党などの連立与党が参議院での過半数を維持できるか、それとも自民党公明党などの野党側が過半数を獲得するかが焦点となっている。選挙戦では9か月にわたる民主党政権への評価や消費税率引き上げの是非などを争点に、激しい論戦が予想される。

 投開票日は来月11日となる。

消費税論議がにわかに活発になってきましたが、他にも様々な争点があると思うので、最良の選択をしてほしいと思います。

そして、地元長野県でも選挙戦の火ぶたが切られました。


参議院議員選挙公示・長野県区は6人の争いに(SBC信越放送・動画有り)

民主党政権のもとでは初めての参議院議員選挙が公示され、2議席が改選される長野県区は6人の争いになりました。

立候補したのは届け出順に自民党の新人・若林健太さん、共産党の新人・中野早苗さん、民主党の新人・高島陽子さん、民主党の現職・北沢俊美さん、みんなの党の新人・井出庸生さん、諸派の新人・臼田寛明さんの6人です。

自民党の若林候補は長野市の県庁近くのホテルの前で「地方の皆さんが実感できない景気回復は本物ではない。

長野が元気になり日本が元気になる産業政策を実現したい」と第一声をあげました。

共産党の中野候補は長野市内の事務所近くで「民主党も今までと同じように強いものばかり応援する。

増税反対の声を一緒にあげましょう」と呼びかけました。

民主党の高島候補は長野駅に近いホテルの前で「4人の子どもの親として少子化問題に向き合いたい。

険しい道のりだが女性が国会を目指す道をともに開いてください」と訴えました。

民主党の北沢候補はJR長野駅前で「誰もが安心して暮らせる、失敗してももう一度挑戦が可能な社会を菅総理とともに作り上げていく」と第一声をあげました。

みんなの党の井出候補は長野市の中心部で「民主でも自民でもない新しい政治の力を長野から発信する決意で戦う。

増税の前に税金の無駄を徹底的に見直す」と訴えました。

諸派の臼田候補は長野市内の事務所で行った出陣式で「日本の未来を考えると増税すべきではない。

皆さんと力を合わせて戦い抜いていきたい」と訴えました。

第一声の後、各候補はさっそく選挙カーに乗り込んで遊説をスタートさせ、17日間の選挙戦に入りました。

参院選は来月11日に投票が行われ、即日開票されます。

民主が2議席を独占するか、自民が死守するかというのも注目ですが、第3の勢力の動きにも注目が集まりそうです。


そして、お隣の県ですが、愛知県選管ではSKE48を起用しての選挙啓発が行なわれています。

そんな記事は↓

つぶやき@参院選 SKE48に聞く(朝日新聞・マイタウン愛知)

24日は参院選の公示。一足先に、名古屋・栄の人気アイドルグループSKE48が、東京・秋葉原発の姉妹ユニットAKB48とともに「総選挙」を戦ったことをご存じですか? 私、記者の兼田はこの前まで知りませんでした。「選挙」を体験した彼女たちに聞きました。


●「総選挙」直後のSKE48に聞く
【ちゃんと見てる ファンも有権者も】

 今月上旬、彼女たちの「総選挙」がメディアの話題をさらった。総勢104人から、ファン投票で新曲を歌う上位40人を選ぶイベントだ。昨年の1位と2位が入れ替わる「政権交代」も起きた。
 「よろしくお願いしまーす」。所属事務所を訪ねると、メンバー3人が元気に迎えてくれた。
 昨春、大学を卒業した佐藤実絵子(みえこ)さん(24)は最年長で、しっかり者。親元を離れて夢を追う小野晴香(はるか)さん(22)は目力(めぢから)が印象的。「男子系女子」が「売り」という中西優香(ゆうか)さん(21)は場を盛り上げるムードメーカーだ。
 

 SKE48からも5人が「当選」した総選挙。3人の結果は残念だったけれど「選挙」に出るってどうでしたか?
 中西さんは「メディアへの露出は高くなくても、日々の公演をコツコツやってきたメンバーが選ばれたのがうれしかった」という。「ファンはちゃんと見ててくれるんだなって」。小野さんも「握手会はすごい大事。握手会で見て印象が変わりましたって手紙、結構もらうし」。
 なるほど。「有権者」は日々の積み重ねを見ているのか。本物の選挙と似ている。
 ファンにも「無党派層」がいる。名付けて「DD」。誰でも大好きの略。彼らの動向は結果を左右するんでしょうか。「めっちゃ、大きいですよ」と口をそろえる。
 
 現実の政治は、どう映っているんだろう?
 佐藤さんは昨年の総選挙で初めて投票に行った。「マニフェストもいろいろあり過ぎて、これはいいけど、これは微妙とか。じゃあ、どうすればいいんだろうって」と、選ぶ難しさをもらす。「ああ、分かる。なんか、消去法で選んじゃうよね」と中西さん。小野さんは「2人の話聞いてたら、興味わいてきた」。
 盛り上がるガールズトークを眺めるだけの、私。
 中西さん「議員さんて何であんなに多いんだろうね」
 佐藤さん「でも、少人数で政治が決まったら、逆に怖くない?」……トークは続く。
 正直、この企画の取材で「最も遠いところ」への旅かと思っていましたが、意外に近くに、彼女たちはいた。


    ◇


 取材後、SKE48の3人に、ある「宿題」を出しました。投開票日の直前に答えてもらう予定です。

こうやって若い世代が関心を持つのはいいことだと思います。

愛知県だけの話ではなく、全有権者がきちんと意思表示を示してほしいと思います。


そのSKEが登場している愛知県選管のHPがありますので、チェックしてみてください。

http://www.pref.aichi.jp/shichoson/senkyo/keihatu10/