AKB48がグッドデザイン大賞候補に

「AKB48」がグッドデザイン大賞候補に きぼう、CR−Zと並ぶ(MSN産経ニュース)

日本産業デザイン振興会は29日、2010年度のグッドデザイン賞を発表した。11月に選出される大賞候補のベスト15には、ホンダのハイブリッド車(HV)「CR−Z」や日本の宇宙実験施設「きぼう」などと並び、人気アイドルグループ「AKB48」もノミネートされた。

 同賞は今年で54年目。今年は3136件の応募に対し、1110件がグッドデザイン賞に選ばれた。

 大賞候補となるベスト15には、このほか、日産自動車の電気自動車「リーフ」やダイソンの羽のない新タイプの扇風機「エアマルチプライアー」、ソニー液晶テレビブラビア」、キュービックが展開するカプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」などが入った。

 中でも、異彩を放っているのが、「AKB48」。審査員コメントでは、「秋元康氏による『会いにいけるアイドル』という見事に時代をついたコンセプト」を高く評価。メンバーによる選抜総選挙や組閣祭りといったイベントやSKE48、NMB48の姉妹ユニットなどの仕掛けを例に挙げ、「近年のエンターテインメント・プロジェクト・デザインとしては、群を抜いた先見性と完成度」と、絶賛している。

グッドデザイン賞というと、有形物のデザインに対して贈られると思うのが当たり前だと思っていましたが、無形の物のデザイン、つまりAKB48でいえば、エンターテインメントの新しい形という観点で大賞の候補になったと思います。

大賞を獲れるかどうか分かりませんが、無形の物がこうした形で評価されるというのは画期的ではないでしょうか。

大賞が獲れるかどうか注目していきたいですね。