春高バレー、創造学園は準優勝

http://volley.nbp.ne.jp/haruko2012/game/male/1030


創造学園 2−3 大村工(長崎)

日本一を目指し、決勝のコートにたどりついたのは、創造学園(長野)と大村工(長崎)。今年も決勝戦にふさわしい大熱戦が繰り広げられた。
 創造学園の柳澤広平、大村工の冨永航一、両チームのエースの打ち合いで幕を開け、両者の力がぶつかり合った第1セット、勝負どころでのラリーを制した創造学園がセットを先取する。第2セットも一進一退が続くが、終盤に創造学園のセンター小林之紘が足の負傷で退場を余儀なくされるアクシデントが発生。攻守の中心選手の離脱にチームは動揺し、大村工にセットを取り返される。
第3セットは、序盤に3本のブロックが飛び出した大村工がリード。創造学園にもこれまでにないミスが出始め、25-16で大村工がセットカウント2-1とした。負けられない創造学園は、第4セット、これまで以上に気迫を出して戦う。1年生エース加藤寛樹の奮闘もあり、勝負を最終セットまで持ち越す。
 最終セットは、創造学園が柳澤のブロックで2-0と先行。ここで大村工は、これまでのセットも活躍を見せた中島大地をここで投入。その中島投入で流れを取り戻し、一挙に6連続ポイントを上げる。その後は両者サイドアウトを重ね、大村工・山口頌平がノータッチエースで値千金の12点目を奪う。3点差がついても、集中力が持続した大村工、最後はエース冨永がバックアタックを決め、大村工に歓喜の瞬間が訪れた。

 大村工・伊藤監督「何とか3年生に、最終日までバレーをさせてあげたかった。感無量です」
大村工・冨永「ここまできたら、日本一を取るしかないという気持で今日の試合に臨んだ。最後の1点は自分で決めてやると思って打ちました」

善戦はしたものの、あと一歩のところで優勝を逃してしまいました。

でも、最後の試合まで残ってくれたのは地元民としては嬉しいかぎりです。

来年は、この悔しさをバネにして優勝してほしいですね。