地元の駅前書店が閉店

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http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20070512/CK2007051202015314.html

書籍販売の平安堂(長野市)は、創業地の飯田市中央通りにある飯田駅前店の閉店を決定し十日夕、同店店頭に「六月十五日をもって閉店する」との告知を掲示した。同社は「丘の上(飯田の中心市街地)の来店読者の減少は著しく、過大な採算割れはもはや放置できない状況」と説明している。

 飯田駅前店は一九七八年に開店。郊外型の店舗が少ない時代は、丘の上の買い物客や電車通学の高校生らでにぎわい、書籍類の売り上げも多かった。しかし、平安堂自体も市郊外に大型店舗を出店。自前の駐車場を持たない飯田駅前店での書籍販売は縮小傾向が続いていた。

 平野瑛児社長(66)は、「郊外店が生み出した利益をつぎ込むなど数々の自助努力をしたが、採算を合わせることができなかった。三十年の歴史を閉じることは苦渋の決断」と話した。

 平安堂では、交通弱者など不便をかける客層に対して「本の会員宅配制度などの利用をしてほしい」と理解を求めている。また駅前店を含む自社ビルの今後については、一階のテナントは継続。二階はNPOプラザ(仮称)として地元の団体に活用してもらう計画だ。

私が小さい頃からお世話になっていただけに残念です。中学・高校時代には、ここで1〜2時間くらい立ち読みして時間を潰したものです。

中学時代には、親に連れられ、初売りに行ったもので、その頃が賑やかだった盛りだと思います。

ここ数年は、郊外の店舗に客が流れ、閑散としていたので、無くなるのは時代の趨勢だと思います。

が、ここを頼りにしている方もいるだけに、書店側もつらい決断だったと思います。