山本参院議員(民主党) 死去

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http://www.asahi.com/obituaries/update/1223/TKY200712230141.html

がん患者であることを公表して議員活動を続け、4月に施行されたがん対策基本法の成立にも尽力した民主党参院議員の山本孝史(やまもと・たかし)さんが、22日午後11時50分、胸腺がんのため東京都内の病院で死去した。58歳だった。告別式の日取りは未定。連絡先は大阪市中央区釣鐘町2の4の17、ニュー大阪ビル201の山本孝史事務所。

 交通遺児育英会事務局長を経て、93年に衆院選旧大阪4区で初当選。2期務めた後、01年に参院選大阪選挙区にくら替えして当選。05年末に胸腺がんで、肺と肝臓に転移しているとの診断を受けたが、07年の参院選比例区に立候補し、再選を果たした。

 医療や年金など社会保障制度改革に一貫して取り組んだ。衆院議員の時は薬害エイズ問題を追及。06年5月の参院本会議の質問では「私自身、がん患者だ」と告白し、がん対策基本法の早期成立を後押しした。再選後は本会議にも欠席しがちになったが、今月4日には民主党参院に提出した被爆者援護法改正案の筆頭発議者を務めた。

失礼なことに、このニュースを知るまで、山本議員の存在を知りませんでした。

ガンということを自ら公表し、ガン対策基本法の成立に奔走したというバイタリティには感服します。

政治家というのは人(国民)のために尽くしてナンボだと思います。

病魔というハンデをかかえながらも、弱者のために政治生命をかけた山本議員には心からご冥福をお祈りいたします。

この遺志を誰かが受け継いでくれないものかと願って止みません。