県内と地元職安の4月の有効求人倍率が過去最悪水準に


県内の有効求人倍率・4か月連続で過去最低を更新(SBC信越放送・動画あり・29日)

県内の有効求人倍率は製造業の落ち込みが激しいことから4か月連続で過去最低を更新し、厳しい雇用情勢が続いています。

長野労働局の発表によりますと先月の県内の有効求人倍率は0.41倍と、前の月を0.06ポイント下回り、過去最低となりました。

有効求人倍率が過去最低となるのは4か月連続で、1年前と比べると0.71ポイントの大幅な落ち込みになっています。

県内主力の製造業の新規求人が去年を6割も下回っていることが大きく影響していて、長野労働局では厳しい状況はまだ続くとみています。

一方、去年10月から来月までに職を失ったり職を失うことが決まっている派遣などの非正規労働者は9688人で、引き続き全国で2番目に多くなっています。

上昇基調になるには、まだまだといったところです。


同日に発表された地元職安管内の4月の有効求人倍率は0.36倍でした。