地球温暖化解決への切り札


昨日のニュースですが、気になったので更新します。


「いぶき」濃度測定に初成功(NHKニュース)


宇宙から地表付近の温室効果ガスを観測する日本の人工衛星「いぶき」がこれまでできなかった地球全体の濃度の測定に初めて成功しました。新興国の一部にはメタンの濃度が高い地点が目立つことが研究チームの分析でわかり、これまで知られていなかった新たな排出源の解明につながるのではないかと注目されています。

「いぶき」は日本が去年、世界で初めて打ち上げた温室効果ガスを専門に測定する人工衛星で、地球全体のおよそ5万6000か所を観測できます。これまで地上に観測装置があるのは先進国を中心におよそ200か所だけでしたが、宇宙からの観測で発展途上国を含む広い範囲で温室効果ガスの濃度の測定に初めて成功しました。これによって都市部で排出された二酸化炭素が森林などに吸収されるまでの仕組みや、季節ごとの濃度の変化などを詳しく分析し、対策に生かすことが期待されています。研究チームの分析によりますと、中国やインドなどの新興国の一部では、メタンの濃度が高い地点が目立っており、こうした地点の近くには炭坑やガスのパイプラインなどがあるということです。研究チームの1人で総合地球環境学研究所の井上元教授は、「今後、観測を重ねることでこれまで知られていなかった新たな排出源の実態を解明できるのではないか」と話しています。

地球温暖化のメカニズムの解明に一役買う画期的な技術ですね。

これで地球温暖化が解決できることを期待しています。