プリウスに家電を使える機能を搭載へ

プリウスで家電使える 来年早々にも電源車機能を追加(中日新聞)

 トヨタ自動車が、主力ハイブリッド車(HV)「プリウス」に、家電製品を電気コードでつないで利用できる機能を2012年早々にも追加することが分かった。大容量の蓄電池を積む特性を生かし、最も売れているHVを「動く非常用電源」として、震災の被災地などでも広く活用できるようにする狙いだ。


 トヨタ車では現在、ミニバン「エスティマハイブリッド」だけに電源車の機能が付いている。1500ワットの容量で湯沸かし器を使うこともできる。東日本大震災の被災地では電力供給網が寸断され、エスティマの機能が携帯電話の充電だけでなく非常食の調理にも使われたという。被災地を訪問した豊田章男社長が、この機能を他車種にも広げるよう指示していた。


 プリウスには注文時に機能を追加できるオプションなどとする方向で検討中。家電製品が使えるよう100ボルト交流への変換装置を取り付け、車内にコンセントを設ける。HV特有の大きな発電能力と蓄電池を使うため、消費電力が大きい電子レンジも動かせるという。


 浜岡原発の全面停止などにより中部地方でも電力供給不安が高まり、家庭用蓄電池が注目される。今後は電源としてのHVの能力にも注目が集まりそうだ。

昨日の新聞の一面記事として掲載されていて興味を持ったニュースです。

ハイブリッド車でこういった機能がついていたのは知りませんでした。

東日本大震災で電源機能がついた車が重宝されたということで、今後も緊急時の電源として役立つことになると思います。