松本山雅の松田選手、死去

松本山雅の松田直樹選手が死去 元日本代表 (信濃毎日新聞)

 練習中の2日に急性心筋梗塞で倒れ、松本市の信大病院に入院していたサッカーの元日本代表DFで日本フットボールリーグ(JFL)、松本山雅FCの松田直樹選手が4日午後1時6分、同病院で死去した。34歳。

 松本山雅の大月弘士社長や加藤善之監督によると、松田選手は同市梓川梓川ふるさと公園多目的グラウンドで2日午前9時半ごろ始まった練習で、最初のメニューの15分間ペース走を終えて体調不良を訴えた。脈拍を測りながらストレッチをしている時に、同10時前に寝転がるように倒れ込んだという。

 そのまま意識を失ったため、チームスタッフが119番通報。チームトレーナーらが人工呼吸や心臓マッサージの応急処置をした後、救急隊員が電気ショックなどで心肺蘇生を試みた。その後、救急搬送された同病院で治療を受けていた。

 松田選手は群馬県出身。前橋育英高からJリーグの横浜マリノス(現横浜Fマリノス)に加入し、昨季までの16年間でリーグ戦通算385試合に出場。日本代表にも選出され、2002年日韓ワールドカップ(W杯)にも主力として出場し、初の16強進出に貢献した。

 昨季限りで横浜を戦力外となり、今季から松本山雅に加入。Jリーグ2部(J2)昇格を目指すチームの主柱として大きな存在感を発揮し、リーグ戦は4月の開幕から7月23日まで15試合に先発フル出場した。

治療のかいもなく、帰らぬ人となってしまいました。

心よりご冥福をお祈りします。


ファンやチームメイトなどの思いが届かず、残念な思いがします。

松本山雅の選手には、つらいとは思いますが松田選手の思いを無駄にしないようにこれからの試合を戦い、J2に昇格してほしいと思います。