今日の気になる

今日の気になるは、松坂屋銀座店が88年の歴史に幕を下ろしたというニュースです。


松坂屋銀座店 88年の歴史に幕(NHKニュース・動画あり)

大正時代から営業を続けてきた東京・銀座では最も古いデパートの「松坂屋銀座店」が、店の建て替えに伴って閉店することになり、最後の営業日になる30日、閉店を惜しむ多くの買い物客が訪れています。

大正13年にオープンし、88年にわたって営業してきた「松坂屋銀座店」は、老朽化に伴う建て替えのため閉店することになりました。
30日は、およそ1000人の客が列を作り、開店とともに目当ての売り場に向かい、最後の買い物を楽しんでいました。
訪れた客は「若いころからよく来ていたので寂しいです」とか、「高齢者でも楽しめる新しい店を作ってほしい」と話していました。
この店の売り上げは、低価格を売りにした衣料品チェーンとの競争などで減少傾向が続き、昨年度はピーク時の平成2年度の5分の1に当たる102億円まで落ち込んでいました。
デパートの跡地は、隣接するビルなどと一緒に再開発が行われ、3年後の平成28年に、オフィスと商業施設が入る地上13階、地下6階の銀座では最大規模の複合施設が完成する予定です。
松坂屋銀座店の菊谷栄司店長は「長年、営業を続けることができたことをお客さんに感謝している。今後、従来型の百貨店にとらわれない施設を作っていきたい」と話していました。
松坂屋銀座店では、30日午後8時の営業終了後、閉店セレモニーが行われ、88年の歴史に幕を下ろします。

時代の流れに勝てずに、閉店ということになりました。

跡地は再開発が行なわれるということで、松坂屋が核店舗になるのかは分かりませんが、時代に即応した施設ができることに期待したいですね。